AMPI賛助会員である髙丸工業株式会社様が開発した遠隔PC操作溶接ロボットシステム「WELDEMOTO」の記事が 2025年1月21日の溶接ニュース紙面(4・5面)に掲載されましたので、記事概要をご紹介します。
【 記事概要 】
鉄道車両用部品メーカーのKPファクトリーは、70数人の従業員を擁し、卓越した溶接技術や曲げ加工、機械加工技術などを駆使し、鉄道車両の先頭構体をはじめ、車両室内や床下部の艤装製品や台車製品など様々な主要部品を製造し、数多くの納入実績を誇っている。
昨年末には、小回りの利く汎用性の高い溶接ロボットシステムとして、ロボットSIerの髙丸工業が開発した遠隔PC操作溶接ロボットシステム「WELDEMOTO」を導入した。KPファクトリーは、「パソコンで溶接する、という全く新しい発想が面白い。本システムの開発プロジェクトでは当初から溶接技術アドバイザーとして参加し、ロボットユーザー目線で様々な助言をして完成度を高めていき、活用プロセスへの導入に至った。」としている。
「WELDEMOTO」は、『一般的なPCを用いて、遠隔で、誰でも簡単に』ロボットを扱って溶接作業ができるシステムで、操作方法は髙丸工業の特許技術である。髙丸工業は、「『Welding(溶接)』だけでなく『Cut(切断)』や『Paint(塗装)』など実施できる作業を増やし、『XDEMOTO』シリーズとして展開したい。WELDEMOTOが “ロボットを装置としてではなく人の技術や技能を補う道具” として製造現場で広く活用されることを願っている。」とコメントする。
※[WELDEMOTO]には、ロボット “でもっと(DEMOTO)” 多くのことを実現したいという願いが込められている
[関連情報のWebサイト]
【ナレッジキャピタル イベントレポート:デジタルツイン遠隔PC操作溶接ロボット『WELDEMOTO』開発!】https://kc-i.jp/activity/salon-event-report/thursday-salon/20240516/
【YouTube:近畿経済産業局長賞「事務所から安全に溶接作業!デジタルツイン遠隔溶接ロボット操作プラットフォーム」】https://www.youtube.com/watch?v=sGqOzC-udo0&t=38s
【YouTube:PC遠隔操作溶接ロボットシステム(動作イメージ)】https://www.youtube.com/watch?v=99o9nf6_PhM&list=PLUBl9tC2CJXfK5cSp6MFOO13yewhGjHJA&index=1