平成29年度のものづくり技術者育成講座を来月より順次開催いたします。本講座では、AMPIが保有する材料分析機器や3次元座標測定機の概要と使い方を実習することで装置の利用法を理解し「ものづくり技術力」を向上していただく少人数の実践講座です。
募集は、都度メルマガとホーページで行いますがまず全体計画をご案内申し上げます。
平成29年度AMPIものづくり技術者育成講座年間計画
講座と概要 |
開催日 | |
1 |
CNC3次元測定による評価技術 機械加工部品の形状寸法測定における3次元測定機の位置づけや測定原理の習得を行う。実部品を用いて寸法測定操作体験をし、加えて幾何公差の評価技術を習得する。 受講要件:未経験者から可 |
8月25日(金) |
2 |
金属組織観察技術 鉄鋼材料のミクロな組織観察スキルを学び組織形成機構を理解する。また腐食液の使い分け方、試験片研磨方法やエッチング方法を実習で学び金属組織観察技術を習得する。また付随するマイクロビッカース硬さ試験の概要も学ぶ。 受講要件;未経験者から可。 |
2回開催 9月14日(木) 11月予定 |
3 |
走査型電子顕微鏡による材料観察技術(入門実習編) 材料の表面観察で有力な装置である走査型電子顕微鏡の装置構成及び原理を理解し、入門実習として金座材料表面やその破面の観察などを体験する。 受講要件:未経験者で可。 |
10月19日(木) |
4 |
表面形状測定技術 材料の表面形状を高精度、高分解能で3次元測定できる装置を用いて、各種材料の表面形状測定技術を実習を通して習得する。 |
12月予定 |
5 |
走査型電子顕微鏡による材料観察技術(中級実習編) 入門実習編の上級講座として材料の破面の専門的見方や評価の仕方、さらにいくつかの元素分析手法について具体的事例を教材にして体験する。 受講要件;入門レベルの知識経験を持つことが望ましい。 |
1月予定 |